レスターでの2シーズン目を迎える岡崎慎司。
1年目の活躍は今さら振り返るまでもない。「ミラクルレスター」の一員として奇跡のプレミアリーグ優勝に貢献した。
ゴール数こそ5点と十分ではなかったが、そのハードワークぶりは現地でも高い評価を得ている。
ハル・シティとの開幕戦では途中出場した岡崎だったが、先週末に行われたアーセナル戦にはジェイミー・ヴァーディと2トップを組んで先発した。
結果は0-0のスコアレスドロー。
ゴールのなかった岡崎は試合後、レスターのショートインタビューに登場している。
WATCH: #lcfc's Shinji Okazaki talks to LCFC TV after his side's 0-0 draw with Arsenal at King Power Stadium. #LeiArshttps://t.co/b6GDPSTp2L
— Leicester City (@LCFC) 2016年8月20日
前半と後半の違いについて話を振られた岡崎。
するとここから自身の考えを90秒に渡って英語で話すのだが…その姿勢は堂々としたものだった。
一応触れておくと、岡崎の英語力はかなり低いように聞こえる。
実際、岡崎は冒頭に"I think last game was not together pressing or our defence"と話しているが、ちょっと意味が通じない。
おそらく、"same"という単語を使うべきところで「同じ」という意味に近い"together"を使ってしまったのだろう。察するに「前節のハル戦は我々本来のプレッシングや守備ができなかった」と伝えたかったはずなのだが、そう理解するにはかなり無理がある。
しかし、それでも岡崎は臆することなくインタビューに答え、90秒を使って自らの言葉で考えを表現しようとしている。
英語力に自信がない場合は笑ってごまかしたくなったりするものなのだが…それでも選手として英語で話そうとする姿勢はプロそのものだ。きっと長い海外生活で身についたコミュニケーション能力なのだろう。