そして3-0で勝利を収めた試合の後、エヴァートンはさらに大きな発表を行う。公式サイトにおいて「20万ポンド(およそ2680万円)を寄付する」との声明を掲載し、必要額の3分の1近くを拠出することを決めたのだ。

さらにエヴァートンは、グディソン・パークでのサンダーランド戦にブラッドリーを招待するほか、選手のサイン入りユニフォームなどをオークションにかけ、その収益をさらに寄付に充てることも発表した。

この行為に対してエヴァートンの監督を務めているロナルト・クーマン氏もツイッターで「会長の素晴らしい行為!」と賞賛。

現在解説者を務めているジェイミー・キャラガーも自身のSNSにおいてその活動を評価するコメントを残している。かつてはライバルのリヴァプールでプレーした彼も、その行為には感心しきりであったようだ。

ブラッドリー・ロウェリーくんを救うためのキャンペーンは『virginmoneygiving』で行われており、現在は50万ポンド(およそ6700万円)まで集まっている。このクラブの活動によって、エヴァートンのファンからも多くの寄付が届いているようだ。

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