6日に行われた2018年ワールドカップ・アジア最終予選のイラク戦で、山口蛍の劇的な決勝弾によって勝利した日本代表。

今回は過去、日本代表で生まれた「後半アディショナルタイムの劇的な決勝弾」をお届けしよう(90分のゴールは除く)。


大久保 嘉人

カテゴリー:親善試合(ザンビア戦)
得点時間:90+1分
結果:○4-3

2010年ワールドカップで左サイドのレギュラーとして躍動した大久保。

ザッケローニ体制発足後は代表から疎遠になっていたが、川崎移籍後に「点取り屋」としての才能を開花させたことで待望論が高まり、2014年ワールドカップの最終選考でサプライズ招集された。

当然ながらポジションが確約されたわけではなかったが、「仮想コートジボワール」として本番前最後に行われたザンビアとの強化試合の後半アディショナルタイムに決勝ゴールを決め、土壇場で本大会での先発ポジションも奪取している。

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