エリック・アビダル
(キャリアで最高の瞬間は?)
「わからないね。おそらくウェンブリーでのチャンピオンズリーグは自分のキャリアで最高の場面の一つだけど、19~20歳のころに初めて契約したときもそうだね。サッカー選手になるのが夢だったから。
難しいよ。ただ、目標は実現させたし、毎日新しい何かに向けて戦ってきた。そしてトロフィーを勝ち取ってきた」
(引退後の人生は?)
「簡単ではないね。長年サッカー選手をやってきて、同じような毎日を過ごしてきた。練習して、家に帰って、食べて、寝る。しかし今は違う。
私は人生を楽しんでいるが、違ったものだね。毎朝娘とともに学校へ行く。違ったものではあるが、私はそれをやらなければならないし、それを愛しているよ。
マネージメントの勉強をしている。人々を助けるため、そしてサッカーの世界に戻るため。そして、家族との時間を楽しんでいるよ。
今はメディアで働いている。サッカーを愛しているからね。現役時代にはサッカー選手の感覚を理解できた。それを説明できる。
多くの人々が試合について話している。しかし、彼らはサッカーをプレーしたことがない。そのメンタリティは違うね」
(EURO2016については?)
-他記事参照-
(サッカーでの最大の友人は?)
「カメラはどこ?(笑)おそらく、フランク・リベリだね。
代表チームに初めて入ったとき、全員が同じ部屋でいつも一緒にいた。我々は友人以上の存在だ。
もちろん、ダニ・アウヴェスもそうだよ。私の物語は知っているだろう。彼は私に肝臓を提供しようとしたんだ。それは違った次元の関係だね。
私は多くの多くの友人を持っているし、彼らは皆素晴らしいよ」
アビダルが語る最高の友人、そして若手への熱いメッセージ
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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