右MF:ショーン・ライト=フィリップス(2005~2008:チェルシー)

2005年の夏に2100万ポンド(およそ27.1億円)という当時記録的な額でマンチェスター・シティからやってきたわけだが、モウリーニョ監督の下ではレギュラーを掴むまでには至らず。

シティで見せていたほどの爆発的なパフォーマンスは発揮できず、3年を過ごした後、半分以下の移籍金で古巣へと復帰することになった。

CM:スティーヴ・シドウェル(2007~2008:チェルシー)

レディングでの活躍からモウリーニョの関心を受けたシドウェル。中盤で攻守に貢献しながらゴールも奪えるプレーで、まさにランパードやバラックのような役割を果たしていた。

しかしチェルシーにやってきた後は、分厚い中盤の層に阻まれて出場機会が乏しくなった。7試合しか出場することが出来ず、アストン・ヴィラへと移籍した。

CM:イジー・ヤロシーク(2005~2006:チェルシー)

アブラモヴィッチ革命による補強の中で、最も存在感なく終わった選手の一人がヤロシークであろう。CSKAモスクワで活躍していたチェコ代表選手は、スタンフォード・ブリッジに名前を残せず。

2005年1月にチェルシーへとやってきたが、14試合に出場した後バーミンガムへと貸し出され、そのままセルティックへと移籍した。

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