ミャンマーとフィリピンの共同開催で行われているAFFスズキカップ。開幕日にはフィリピン代表で嶺岸光選手がデビューを果たし、日本でも話題となった。

大会は二日目を迎え、グループBの試合がスタートした。太陽が照りつける中で行われたマレーシアとカンボジアの試合では、あのJリーグ入りも噂されているFWチャン・ワタナカが活躍を見せた。

強豪マレーシアとの一戦に臨んだカンボジアは、序盤からカウンターでの仕掛けが効果を発揮。試合開始からわずか7分で先制点を奪う。

右サイドで裏に抜け出すワタナカ。副審はオフサイドの旗を上げるも、主審は相手選手が触ったとして試合を止めず。

完全に動きが止まったマレーシアとカンボジアの選手の中でワタナカだけが最後までプレーを続け、キーパーも外してゴールを決めた。

その後一旦追いつかれてしまうも、後半に入って14分が経ったところで、再びワタナカが輝きを見せる。名司令塔ケオ・ソクペンからの絶妙なロングフィードを受け、そのまま自ら二人を外して鋭いシュートを決めてみせた。

ところが、カンボジアはこのあと69分、80分に失点。マレーシアに逆転を許し、最終的には敗北を喫してしまった。

残念ながら勝ち点は逃したものの、予選突破は2008年以来、しかもこれまで本大会で二勝しかしていないカンボジアにとっては非常に健闘した内容と言えるもの。今後の試合に期待が持てる90分になった。