UEFAヨーロッパリーグはグループステージの第5節が終了し、あとは最終節を残すだけ。

しかし、CLと比較して実力差がやや拮抗しているせいか、この段階で決勝トーナメント進出を決めているのは約半数の13チームだ(勝ち抜けの枠は24)。つまり、残りの11枠は第6節の結果次第となっている。

そんななか、稀に見る接戦となっているのがグループLだ。

UEFA.comの順位表を見てみると…

4チームが勝ち点「1」以内に!これは大変だ…。

グループLでは第5節を終え、ポット4だったオスマンスポルが首位に立っており、ポット1のビジャレアルが最下位に。

しかし、ここまで同じ相手に2勝したチームは存在せず、“食っては食われる”の混戦となっているのだ。最終節を前にして全チームに勝ち抜けの可能性が残されているわけだが、ここまで接戦になるケースはなかなか珍しい。

勝ち点もほぼ同じだが、総得点(For)や得失点(Goal difference)も大差がなく、十分逆転が可能な範囲だ。

ELでは勝ち点が並んだ場合、当該チーム同士の勝ち点→当該チーム同士の得失点→当該チーム同士の総得点といった順序で順位を決めるため、最終節はまさに死闘となるはず…。

最終節、4位ビジャレアルはホームで2位ステアウア・ブカレストと、1位オスマンルスポルはホームで3位FCチューリッヒと対戦する。

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