アレッサンドロ・デル・ピエロ(元イタリア代表FW)

ファルカオと同様に彼もまた全盛期にACL損傷に見舞われる不運を味わった選手だ。

負傷した1998年当時、彼は世界最高のアタッカーのひとりとして評価されていた。前年には47試合32ゴールを記録し、スクデット獲得とCL準優勝に貢献したのだが、この年は傍観する立場に…。 

復帰後はスピードが落ちたが、より深い位置のFWとして見事な適応をみせ、ユーヴェでその後も13シーズンプレー。イタリア代表として2006年のW杯では優勝も経験した。その後、オーストラリアとインドでもプレーし40代まで現役を続けた。

ロイ・キーン(元アイルランド代表MF)

10年以上に渡ってマンチェスター・ユナイテッドの原動力だったロイ・キーン。

ACLの損傷によって、1997-98シーズンを実質的に棒に振ってしまった。また、負傷を巡ってノルウェー人MFアルフ=インゲ・ホーランと熾烈な確執が生まれた。

負傷からの復帰後は、Box to Boxなエンフォーサーというそれまでのスタイルと全くの同一ではなくなったが、その後もユナイテッドに多大な影響力をもたらす選手であり続けた。

ロベール・ピレス(元フランス代表MF)

アーセナル在籍時の2001-02シーズン、アンリやベルカンプ、ヴィエラらとともにプレミアリーグを制したピレス。シーズン終盤の3月にACLを損傷したにもかかわらず、『FWA Footballer of the Year』を受賞した。

ただ、この怪我によってピレスは2002年W杯を欠場。翌シーズンはマンチェスター・ユナイテッドに優勝をさらわれ、アーセナルファンは7か月もの間彼がいなかったことを嘆くことに。

【次ページ】その3