編集部K

▼日本人選手:植田直道(鹿島アントラーズDF)

正直に言えば、先日までは瀬川祐輔か中島翔哉にしようかと思っていた。しかし、クラブワールドカップで見せた活躍により、今年は鹿島が大きな注目を集める年になるはずだ。

そのなかでもブレイクを期待したいのはセンターバックだ。日本の弱点とも言われたポジションに、高い運動能力を備える彼が食い込んで来て欲しいところだ。

▼外国人選手:キリアン・エンバッペ・ロタン(モナコFW)

既にフランスリーグ界隈では超有名であろうが、今年は世界に名を広げることになるだろう。新しいアンリ、新しいマルシャルと呼ばれる17才は、もはやモナコの攻撃に欠かせない選手の一人となった。

17才当時のアザールやロリス、ピャニッチらが見せた賢さのインパクトには敵わずとも、身体的能力はそれ以上だ。

編集部S

▼日本人選手:昌子源(鹿島アントラーズDF)

クラブW杯2016で、圧巻のパフォーマンスを披露した昌子源。準決勝のアトレティコ・ナシオナル戦ではチームの完封に貢献し、決勝ではあのロナウドを相手に見事なカバーリングを見せ存在感を示した。この1ヶ月間の活躍によって、自身が吉田麻也や森重真人に勝るとも劣らない存在であることを照明したはずだ。

鹿島の大先輩である秋田豊と比較されることもあるが、秋田は長年に渡ってハイパフォーマンスを持続させた。昌子のポテンシャルが本物であるかは、今年以降に問われるだろう。

▼外国人選手:エミル・フォシュベリ(RBライプツィヒ)

大躍進のRBライプツィヒで鮮烈なプレーを見せているのが、エースナンバー「10」を背負うMFフォシュベリだ。卓越したテクニックを備え、パスやシュートも一級品。ここまでブンデスリーガでもトップクラスのアシスト数をマークしており、無回転フリーキックを操ることでも知られる。

正直に言えば、私はこの夏ズラタン・イブラヒモヴィッチが代表を引退したことでスウェーデンに苦難の時代が訪れると思っていた。しかし、フォシュベリの活躍によってスウェーデンは再び息を吹き返すかもしれない。クラブと代表の両方で、今年はこの男から目が離せない。

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