『Corriere dello Sport』は、「中国超級リーグの上海上港は、ボルシア・ドルトムントのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤング獲得に向けてオファーを送る」と報じた。

記事によれば、その移籍金は1億5000万ユーロ(およそ183.2億円)、そして給与は週80万ユーロ(およそ1億円)であるという。年俸に直せばおよそ51億円だ。

これはもちろん両方ともに世界最高額を超えるもの。前者は昨年夏のポール・ポグバを、後者は先日上海申花に移籍したカルロス・テベスを大幅に上回る。

ボルシア・ドルトムントでエースとして活躍を続けているオーバメヤングには、この1~2年の間多くの移籍の噂が流れている。

リヴァプールやマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティなどプレミアリーグのビッグクラブの他、レアル・マドリーやバルセロナも関心を抱いているという。

特にオーバメヤングの祖父がマドリード郊外に住んでいたということもあり、レアル・マドリーへの移籍を希望しているとも言われた。

しかし流石にこの価格は、ボルシア・ドルトムントが設定している1億2000万ユーロも大幅に超えるもの。ファイナンシャルフェアプレー制度に縛られる欧州のクラブではもはや出せない額と言えるだろう。

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