7日、UEFAチャンピオンズリーグRound of 16の2ndレグが行われ、アーセナルはバイエルンと、ナポリはレアル・マドリーとそれぞれ対戦した。

敵地での1stレグを1-5で落としたアーセナル。逆転のためには最低でも4点が必要ということで、オリヴィエ・ジルー、アレクシス・サンチェス、セオ・ウォルコットの3選手を先発させた。

先制に成功したのはアーセナルだった。20分、右サイドを抜け出したウォルコットが強烈なシュートを突き刺しマヌエル・ノイアーからゴールを奪う。

しかし、前半のうちに1点しか奪うことができないでいると、後半は一転バイエルンのゲームに。

53分にローラン・コシェルニが退場すると、55分にロベルト・レヴァンドフスキが、68分にアリエン・ロッベンがゴールし、アーセナルの集中の糸は完全に切れた。

その後、ドウグラス・コスタやアルトゥロ・ビダルにもゴールが生まれ、終わってみれば1-5の黒星。アグリゲートスコア2-10の大敗で、7シーズン連続でのベスト16が決定した。

終盤にはヴェンゲルの退任を求めるファンの姿がカメラに映され、敗退が濃厚な状況ながらファンから歓声があがるなどヴェンゲル監督としてはある種屈辱的な試合となった。

一方のナポリ対レアル・マドリー戦は1-3でマドリーの勝利。

1stレグ同様ナポリはドリース・メルテンスのゴールで先制するも、マドリーが後半に3ゴールをあげ逆転に成功。アグリゲートスコア1-6でナポリを下し、準々決勝進出を決めた。

8日(水)にはドルトムント対ベンフィカ戦、バルセロナ対PSG戦の2試合が行われる。

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