49分、トマ・ムニエがペナルティエリア内でネイマールを倒すも、デニス・アイデキン主審はノーホイッスル。しかし、追加副審の助言によりバルセロナにPKが与えられ、これをリオネル・メッシが成功。40分以上を残す状況で、バルセロナが同点にまであと「1点」とした。
しかし、PSGは一瞬のチャンスを活かす。
62分、ハーフウェーライン付近からのフリーキックをクルザワが折り返すと、エディンソン・カバーニが豪快に蹴り込みゴール。PSGが貴重なアウェイゴールを獲得したことで、逆転を目指すバルセロナは3点が必要になった。
これでバルセロナの勢いに陰りが見られ、3-1のまま終盤へ。
しかし、ここからドラマが待っていた。88分にネイマールがフリーキックを決め、直後の90+1分にもPKを成功させ再び「1点」と迫ると、ラストプレーの90+5分にネイマールのパスからセルジ・ロベルトが押し込み、これがなんとゴール!
FT: Have you ever seen anything like that in your life? @SergiRoberto10 is the hero and he will never forget that moment. #beINUCL pic.twitter.com/vFePTf5ljq
— beIN SPORTS (@beINSPORTS) 2017年3月8日
まさに土壇場ともいえる劇的な展開で、アグリゲートスコアは6-5に。
CL史、延いてはサッカー史に残る伝説級の大逆転劇でバルセロナが10シーズン連続の準々決勝進出を決めている。