『La Repubblica』は30日、クラウディオ・ラニエリ監督が表彰式で語った言葉について伝えた。

昨季レスター・シティを驚きのプレミアリーグ優勝に導いたラニエリ。今季は低迷し途中解任となったが、イングランドで旋風を巻き起こした。

彼は今回故郷であるローマでルーパ・カプトリーナ・アワードという賞を受け取ることになり、そのイベントに出席した。

ラニエリ監督は他にも多くの受賞者がいるものだと考えていたそうだが、実際のところは一人だけだったため、非常に驚いたという。

クラウディオ・ラニエリ

「ローマ市長に感謝したい。このようなことは期待していなかったよ。

私のためにこんなに沢山の人が集まってくれたのを見て、本当に嬉しい。故郷が私のことを覚えてくれていたことを誇りに思う。

選手としてのキャリアを終えた後、私は指導者の道をスタートさせた。

今、私は指導者となった。振り返れば、自分は本当に平凡な選手だったと改めて気づく。ローマに加入する前、2回拒否されているからね。

ただ、私はこの世界で何か重要なことができると思っていたから、諦めなかった。もちろん、誰かが押しのけてこようとしてきても、諦めるべきではない。

それがあなたの夢ならば、人生の最後まで残っていくものなのだ」

なお、ラニエリ監督は22歳でローマに加入したもののわずか2年で放出され、後はカタンツァーロ、カターニア、パレルモでプレーし引退している。

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