レオナルド・ボヌッチ

「メッシは今深い位置まで戻ってくるが、それは『いつでも驚きを起こせる』ということでもある。

ネイマールについて言えば、彼がパラグアイ戦で見せた60メートルのスプリントを見れば一目瞭然だね。

スアレスは戦うことをやめない男だ。そして、あらゆることをして有利な立場を得ようとする。ずる賢さや挑発でね。しかし、我々は守備に経験豊かな選手が沢山いるからね。

思うに、我々はディフェンスにおいてバルセロナを上回っている。長年ともに戦っているし、イタリア代表でもユヴェントスでもやれるということを証明してきた。

2試合合計、しかもアウェイゴールがある。そこでは強いディフェンスがあることはアドバンテージになるよ。

最終的には、全てはボールを持っている時に勇気を出せるか、持っていない時に犠牲心を保てるかだよ」

(2015年にはバルセロナに決勝で敗れているよね?)

「バルセロナには3年間同じ監督がいた。それは助けになるよ。マスケラーノは2年間最終ラインでの経験を得た。ネイマールも本当に良くなった。イヴァン・ラキティッチも成熟した。

しかしそれらも含めて、バルセロナは2015年より弱くなっていると思うよ。

僕の考えでは、チャンピオンズリーグで最も強いのはバイエルン・ミュンヘンだ。そして、彼らならばパリ・サンジェルマン戦のようなことはあり得なかっただろう。

我々の中盤は、あの頃クラウディオ・マルキージオ、アルトゥロ・ビダル、アンドレア・ピルロ、そしてポール・ポグバがいた。

彼らは我々に多くのものをもたらしてくれたが、今は違った選手がいる。しかしさらに成熟している。ボールをコントロールし、いつ攻撃し、いつ守備をすればいいかという理解を深めている」

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