▼グループステージ第3節
ジュビロ磐田 3-1 FC東京
11分、22分、62分:小川 航基(U-21)
→プロ初得点(プロ初ハットトリック)
▼グループステージ第3節
ヴィッセル神戸4-1サンフレッチェ広島
88分:長沼 洋一(U-21)
→プロ初得点
▼グループステージ第3節
横浜F・マリノス 4-1 アルビレックス新潟
65分:中島 賢星(U-21)
→プロ初得点
83分:遠藤 渓太(U-21)
→プロ初得点
ここまでの18試合でなんと7人がプロ初ゴールを達成!
柏MF手塚康平にいたってはプロ初出場で得点をあげており、その後J1でも先発のチャンスを掴んだ。また、磐田FW小川航基はプロ初ゴールをあげた試合でハットトリックを成し遂げており、同大会での最年少記録を樹立した。
「プロ初得点」が乱立する背景にあるのは、今シーズンから導入された「U-21枠」と呼ばれるルールだ。
今季から各チームは決勝を除く全試合で満21歳以下(同年の12月31日時点で)の日本国籍選手を1名以上先発出場させなければならず、若手選手をこれまで以上に積極的に起用している。
そして、「プロ初ゴール」を成し遂げた7名全員がこの「U-21枠」の該当者であるのだ。
また、他にも「U-21枠」対象者の活躍が目立っており、北海道コンサドーレ札幌のDF進藤亮佑は清水エスパルス戦でゴール(プロ初得点は昨年の天皇杯)。
23歳ではあるがセレッソ大阪のMF木本恭生は横浜F・マリノス戦でゴールをあげ、その後リーグ戦でも出場の機会が急増した。
グループステージはまだ3試合しか消化しておらず、観客動員数などのデータが揃っていないため結論を出すのは尚早だが、「U-21枠」のルールにより若手選手がより活躍しやすい環境は整いつつあるようだ。