今のマリノスは単発の攻撃に終始しており、相手の守備を崩し切れるかどうかはアタッカーの調子次第となっている。これを改善する為に、右サイドに天野純を配置するのはどうか。
レフティーの彼が内に絞って松原のためのスペースを作る。単独ではなく、天野と松原のコンビネーションで崩すイメージである。ちょうど鹿島でいう遠藤康と西大伍の関係性だ。
そして、マルティノスは相手の足が止まる後半にジョーカーとして起用する。彼のようなタイプはオープンな展開かつスペースがあった方が活きるだけに、ジョーカー起用は得策に違いない。
以上、2つのプランを考察してきた。
攻撃の絶対軸であった中村俊輔がチームを離れただけに、攻撃を再構築していかなければならないのは当然だ。守備は今季も安定しているだけに、攻撃の更なる進化が上位進出の絶対条件となる。
いずれにせよ、連動性がキーワードになることは間違いない。エリク・モンバエルツ監督は今後どのような策を用いて“齋藤学包囲網”を突破していくのか。興味は尽きない。
2017/05/07 written by ロッシ
筆者名:ロッシ
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1992年生まれ。1998年フランスW杯がきっかけでサッカーの虜となる。筆者の性格は堅実で真面目なため、ハビエル・サネッティ、長谷部誠、ダニエレ・ボネーラ、アルバロ・アルベロア、マッティア・カッサーニにシンパシーを感じている。ご意見・ご感想などありましたら、ツイッターアカウントまでお寄せください。
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