『Sky Italia』は15日、「イタリア・セリエAのインテルは、トッテナム・ホットスパーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督と接触する」と報じた。

先日ステファノ・ピオーリ監督を解任し、今季3回目の指揮官交代を断行したインテル。

チャンピオンズリーグ出場権を狙って戦った今季であるが、終盤に来て8試合勝利なしという状況となり、大きな投資に見合わないシーズンとなっている。

チームのオーナーである蘇寧グループは、これを受けて来季の指揮官に大物を招聘する予定であると言われている。

その最優先候補はチェルシーのアントニオ・コンテ監督だと言われていたが、どうやらその可能性は徐々に低くなっているという。

契約が残り2年あるということ、またコンテ監督自身は家族をイタリアに残しているにもかかわらずイングランドを離れたくないと思っていること、そしてチェルシーが大きな額の給与を提示する予定であることによってだ。

なにより、チェルシーと彼の間には契約解除条項の設定がないことから、交渉が非常に難しい。

そこでインテルはセカンドオプションとしてトッテナム・ホットスパーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督に目をつけているとのことで、16日にも代表者との会談を行う予定だという。

インテルは彼の獲得に向けて1000万ユーロ(およそ12.4億円)の年俸を提示することが出来るとのこと。

また、トッテナムとの間には500万ユーロ(およそ6.2億円)の契約解除条項が設定されていることから、ポチェッティーノ氏を説得しさえすれば引き抜くことは可能だという。

ただ、ヨーロッパリーグにも手が届いていないインテルにポチェッティーノが誘惑されるのかどうか?

蘇寧グループがどのようなプロジェクトを提示できるのか?説得にはそれしかないと考えられている。

【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手