イゴール・サルトーリ
表記:Igor Torres Sartori
国籍:ブラジル
ポジション:FW
年齢:24歳
所属:フリー ※前所属:フラメンゴ (BRA)
Jリーグ創成期に活躍したFWアルシンドを父に持つストライカー。自身も2011年にフラメンゴからのローンで鹿島へ加入。残念ながら公式戦の出場こそ叶わなかったが、父親譲りのスピードは将来性を感じさせた。
鹿島退団後も引き続きフラメンゴが保有権を保持したままブラジルの複数クラブでプレー。2015年から加入した当時セリエDのレッドブル・ブラジルでは10番を背負うも活躍できず。現在はフリーとのこと。
日本のサッカーを経験しており、市場価値もお手頃。Jリーグで活躍できるかは未知数ながら、意外な掘り出し物としてJ2やJ3クラブが獲得に乗り出す可能性がありそうだ。
【Jに来るかも知れない度】★★
【Jで活躍するかもしれない度】★★
エドガル・テイシェイラ
表記:Edgar Jesus Pereira Oliveira Teixeira
国籍:マカオ/ポルトガル
ポジション:FW
年齢:27歳
所属:ベンフィカ・デ・マカオ (MAC)
マカオリーグ王者、ベンフィカ・デ・マカオに所属するストライカー。
ポルトガルのボアヴィスタなどを経て、2012年からポルトガル1部リーグの名門ベンフィカ・リスボンのフランチャイズクラブ、ベンフィカ・デ・マカオでプレー。180cmの長身とPKやFKキッカーも任されるほどの技術の高さを生かしゴールを量産。今シーズンはマカオ王者としてAFCカップ予選にも出場した。
※ポルトガルを旧宗主国に持つマカオにはベンフィカ・デ・マカオの他、スポルティング・リスボンのフランチャイズクラブであるスポルティング・デ・マカオというクラブも存在する。リーグでプレーする選手もポルトガル人選手が多い。
自ら獲得したPKを決めた選手がエドガル・テイシェイラ。ちなみに相手はそのスポルティングだ。
エドガルは既にマカオのパスポートを取得済みなので、アジア枠選手としてプレー可能だ。現在までに加入の噂は全くないが、マカオのパスポートを持つ彼のような選手はブラジル人と同じポルトガル語を話すため、新たに通訳を雇う必要がないメリットが存在する。
まだ東南アジアからちらほら選手がやって来るに過ぎないJリーグのアジア戦略だが、今後マカオで活躍する選手に目を向けても良いのかもしれない。
【Jに来るかも知れない度】★
【Jで活躍するかもしれない度】★★
この時期にリストアップされる選手はズバリ「即戦力」。足りなかったウィークポイントをピンポイントで埋める実力派選手が中心となりそうだ。
予想は限りなく難しいが、何とか誰か1人でもやって来てくれることを祈るばかりである。
筆者名:yosuke
杜の都、仙台を中心に活動している20代。小学生の頃にアジアのエスニックなユニフォームデザインに魅力を感じ、独自に情報収集を開始。歳を重ねる毎にアジアサッカーの虜となる。FKでの得点が大好物だが、これまで10年以上のアマチュア選手キャリアの中で1度もFKを蹴ったことがない(なかなか蹴らせてもらえない)。またベガルタ仙台やソニー仙台、コバルトーレ女川といった地元クラブの応援にも熱を注いでいる。
Twitter: @maimaidenden