アレクサンダー・マニンガー

(リヴァプールでの一年は?)

「全体的に、これはご褒美のようなものだったね。そう感じているんだ。

クロップ監督は、正しい道を見せられるGKを求めていた。どのように規律を保つか、プレッシャーにどうやって対処するのか。

僕は明らかに他の選手よりも数年経験豊かだ。もともとポジションを得るための競争ではなく、かなりリラックスした状況にあったから、そうすることはより容易だった。

しかしそれでも、僕は毎日努力をし、規律を維持してきた。そして、それを本当に楽しんできたよ。

サブという立場を受け入れた。取り残されたという感覚は受けたことがない。プレーしている必要を感じなかった。

ただ、もちろん試合には出たかったけどね。だけど、ここのレベルはとても高いし、振り返ることもないし、僕が起用されるべきだったとも思わない。

素晴らしいシーズンだった。ピッチの内外で素晴らしいクオリティと出会ってきた。そして、サッカー選手として20年以上素晴らしい時間を過ごした。僕は満足している」

(ミニョレとカリウスについては?)

「シモンとロリスは高いクオリティを持つキーパーだよ。彼らはそれを示してきた。

時にサッカーでは残念なことも起こるものだよ。しかし、それも仕事の一つなんだ。

シモンは全体的に素晴らしいシーズンだったし、よくやったと思う。厳しい試合で勝利に結びつくセーブをした。

そしてロリスもそうだね。カップ戦では我々を何度か守ってくれた。彼の将来は約束されているよ。才能あるGKだ。彼はまだ自分の能力を発揮しきれていないが、間違いなく戻ってくる。

シモンは今季ほとんどミスがなく、良いGKであるところを示したね。2〜3くらいしか思い出せない。彼のように頑張った選手が報われるのはいいことさ」

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