ロベルト・バッジョ(元イタリア代表FW)
1993年のバロンドール受賞者であるバッジョは、世代トップの選手のひとりだった。そんな彼もまたキャリアを通じてヒザの怪我と戦い続けた。
当時18歳だったヴィチェンツァ時代、右ヒザのACLと半月板を損傷。2箇所を負傷する酷い怪我によって、そのキャリアが本格的に始まる前に終わる可能性さえあった。
重傷を負ったにもかかわらずフィオレンティーナは獲得を決めたが、その後も再びヒザの靭帯を痛める不運を味わった。キャリアを通じて怪我に苛まれ続けたバッジョだが、クラブレベルのみならず、アズーリでも56キャップを記録するなど輝きを放ち続けた。