アレッサンドロ・デル・ピエロ(元イタリア代表FW)
ファルカオと同様に彼もまた全盛期にACL損傷に見舞われる不運を味わった選手だ。
負傷した1998年当時、彼は世界最高のアタッカーのひとりとして評価されていた。前年には47試合32ゴールを記録し、スクデット獲得とCL準優勝に貢献したのだが、この年は傍観する立場に…。
復帰後はスピードが落ちたが、より深い位置のFWとして見事な適応をみせ、ユーヴェでその後も13シーズンプレー。イタリア代表として2006年のW杯では優勝も経験した。その後、オーストラリアとインドでもプレーし40代まで現役を続けた。