CM:トーニ・クロース(現レアル・マドリー)

2020年時年齢:30歳

世界最高のプレーメイカーのひとりであるクロースは、代表とクラブにおいてパスマスターに君臨している。並の選手では成しえない方法で、味方を巧みに操ってみせる。前線には彼のパスに飛び出す選手たちが揃い、後方では足元が確かな守備陣が彼を支える。2020年もクロースは支配的だろう。

CM:セバスティアン・ルディ(現バイエルン)

2020年時年齢:31歳

クロースは最高のプレーメイカーだが、彼の隣にはダイナモが必要だ。アスリートタイプな選手であれば、守備面でのカバーと攻撃面での推進力を提供することができる。現在はサミ・ケディラがそれを担っているが、彼は怪我がちなうえに、2020年には33歳になる。

ホッフェンハイムからバイエルンへ移籍したばかりのルディは、シャビ・アロンソの穴を埋めるスターになりそうだ。ドイツ代表でもその役割を担えるはず!

LW:ルロイ・サネ(現マンチェスター・シティ)

2020年時年齢:24歳

雷のようなスピードを持つ快足WGのサネ。シティではゆっくりとしたスタートになったが、ペップの指導により左サイドで決定的な力を持つようになった。

現時点でドイツ代表の左サイドのファーストチョイスは、ケルンのヨナス・ヘクトルだ。ただ、彼は2020年には30歳になる。ペップの元で攻撃力を成長させ続ければ、サネのほうがよりプレーすることになるのは間違いない。ブレイクするはずだ。

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