セルジュ・オーリエ
「警官との間に幾つかのトラブルがあり、それがヨーロッパのメディアで批判された。
普通は1年もあれば沈静化するものだが、僕の場合はあまりにも騒がれ過ぎた。もし僕のメンタルが強くなければ、めちゃくちゃになっていただろうね。
パリ・サンジェルマンにはあと1~2年いることも出来た。ナースル・アル・ハライフィ会長はもうひとりの父親みたいな存在だし、チームも家族のようだった。
離れるという決断を下したことで、一部の人を傷つけた。しかし、それも人生だ。僕は新しい世界を見たかったんだ。
トッテナムは野心に溢れたクラブだ。良いサッカーをして、しばしばプレミアリーグの上位でフィニッシュする。
僕はいつもイングランドでプレーすることを夢見てきた。そして、僕の道程にやってきたチャンスを掴んだ。
まだ24歳だ。多くのシーズンを戦える。今は僕次第だ。戦い、成長し、新しいクラブでの素晴らしい時間を楽しめるかどうかはね。
給与はそれほど問題じゃないよ。楽しめるクラブに行きたかった。金が欲しければ、パリ・サンジェルマンに残っているよ。彼らのオファーは興味深かったよ。前のものよりずっとね。
しかし、僕はトッテナムと5年契約を結んだ。新しいことを経験し、世界最高の右サイドバックになれる。神のご加護があれば、目標が達成できるよ」
メンタルが弱かったら壊れていた…トッテナム加入のオーリエがメディア批判
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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