先日大きく報じられたガンバ大阪MF井手口陽介の噂。イングランド2部のリーズ・ユナイテッドが獲得を打診しており、契約解除条項の70万ポンド(およそ9660万円)を支払うことも出来るという。

元日本代表MF藤田俊哉がディレクターとして所属するリーズに移籍するとなれば、それは井手口にとっても助けになるだろう。

しかしイングランドへの移籍で問題になるのはワークパーミット(労働許可証)である。アーセナルと契約した浅野拓磨もそれを取得できなかったこともあり、ドイツにローン移籍することになった。

では、労働許可証が発行される条件とはどのようになっているのか?

1:代表チームでの出場数

通常の選手については、まず過去2年間の代表チームでの試合で一定の割合出場していることが条件となる。ただし、21歳以下の選手については期間が1年に短縮されるため、井手口陽介は来年8月23日まではギリギリその枠内に入っている。

試合出場の割合については以下の通り。

FIFAランキング1~10位:30%以上

FIFAランキング11~20位:45%以上

FIFAランキング21~30位:60%以上

FIFAランキング31~50位:75%以上

日本は一番下に該当するため、井手口陽介は「過去一年間の国際Aマッチの75%に出場している」ことが条件となる。

仮に1月のマーケットで決まるとすれば…。

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