2. フランス代表

ワールドカップ:出場14回(最高成績:優勝)
EURO:出場9回(最高成績:優勝)

ワールドカップとEUROの両方で優勝経験のあるフランスは、誰もが認める強豪国だ。これは世界で4ヵ国しか成し遂げていない偉業である。

そんなフランスだが、EUROとワールドカップへの出場を連続で逃したケースが何度かある。

EUROでは1964年から1980年まで実に5大会連続で予選敗退(当時は本戦に出場するチーム数が限られていた)しているが、2度目の出場となった1984年大会で優勝。当時のチームはミシェル・プラティニを擁したことでワールドカップでも好成績を収め、フランスにおける黄金世代として知られている。

しかしプラティニ引退後には暗黒時代が訪れ、1988年のEURO出場を逃すと、なんと1990年ワールドカップの予選でもスコットランドに勝点「1」及ばず敗退に。

フランスの低迷は続き1994年ワールドカップでも予選敗退となっているが、いわゆる“スーパーダブル”を達成するのはこの直後だ。