今年行われたU-20ワールドカップの日本代表メンバーで、ガンバ大阪に所属するDF初瀬亮。

ここまではJ1で16試合に出場しており、まずまずのプレー時間を与えられている。

そんな初瀬の武器は、果敢な攻撃参加と右足から繰り出される精度の高いクロスボール。しかし、先週末に行われたJ1第31節のベガルタ仙台では、利き足ではない方の足でゴールを演出している。

0-0で迎えた19分。

ガンバ大阪が右サイドでのコーナーキックを獲得すると、これを蹴ったのがなんと初瀬!

初瀬は右足と遜色のない素晴らしいボールを左足で蹴り、中で待っていた長沢駿がこれに合わせ先制ゴールをあげた。

初瀬のボールはスピード、コースともに完璧であり、逆足でのキックとはおよそ思えない質であった。モーションを見ても、完全に逆足が得意な人の蹴り方である。