ヴァイッド・ハリルホジッチ(日本代表 監督)
「コニチハ。
ブラジル、ベルギーと強い相手と戦うわけですけど、世界でも本当に美しいと言われる2チームですよね。
私の中では世界での“二強国”と捉えています。力強さ、それからタレントを兼ね備えたチームですよね。ここまでこのようなタイプのチームとやることはなかったですけどね。
ただ、この試合を通して我々が探すべき目標、目的ですけども、我々が日本でやっていたチームは彼らよりも弱小のチームばかりでした。ただ、我々はかなりの可能性をむこうで探そうかなと思っています。
ワールドカップは、ただ行くべきではないですね。
もしかしたら我々のグループにブラジル、ベルギーが入ってくるかもしれないという予想でいかないといけません。つまり、準備しないといけないということですね。
特に『自分たちが弱いんだ』というコンプレックス、それから恐怖を抱いて行ってはいけないということですね。
勇気、サムライが見せるそういったものを我々は見せないといけないと思いますね。サムライの魂、サムライの頭の意識を持っていかないといけない。
もちろん2チームともリスペクトしますけども、何かをトライしに行きたいですね。いつも言ってますけど、ツーリスト(旅行)に行くわけじゃない。
我々の長所、我々の勇気を持って挑みたいと思います。しかも、驚かしたいとも思っています」