「我々より本当に強いと言われている相手ですけども、もしかしたら10回のうち1回だけ勝つチャンスがあるかもしれない。そういった1回にしたいですね。そういう準備をしたいですね。

つまり選手にも心理面での準備、メンタル面の準備も同じようなことを言いたいです。何も失うものはないですから。ただ、我々は大きな仕事ができるよと。

私の人生でも、私の監督経験でもこのような試合はやってきましたからね。こういう大きな仕事をするには、少し何かが足りないだけですから。

ブラジル、ベルギーに対しても私が人生で求めてきたものと同じものを彼らにも要求したいです。もちろん簡単な仕事ではないと思います。難しいと思いますよ。

2つとも素晴らしい試合をしないといけない。守備もしっかりハードワークしないといけないですよね。ただ守備で終わりたくないですね。攻撃もしたい。攻撃するクオリティも我々は持ってますからね。

例えば、守備で満足してめちゃくちゃなクリアで終わる、というのはないですね。それは私のアイディアではないです。

しっかりオーガナイズして、トライしたいですね。そして選手が勇気を持って、集中も勇敢さもアグレッシブさも持って、大きな仕事を成し遂げるトライをしたいですね。

私のチームはいつも負ける準備を全くしたことはないですから。この試合も『勝つトライをしよう』と言います。全てが可能性がありますから。スポーツは全て可能性がありますから」