『IB Times』は16日、「イングランド・プレミアリーグのエヴァートンは、今週セオ・ウォルコットを獲得しようとしている」と報じた。
ロメル・ルカクを放出したエヴァートンは、今季ウェイン・ルーニーの奮闘むなしく低迷。今冬のマーケットでは攻撃陣の補強を考えているという。
そして、現在ターゲットとなっているのがアーセナルのFWセオ・ウォルコットであるそうだ。
今季に入ってまだ1試合もスタメンで出場していないウォルコットは、ワールドカップを見越して早く退団したいと考えているという。
当初ウォルコットには古巣でもあるサウサンプトンが関心を寄せていたものの、給与の問題で頓挫。
週11万ポンド(およそ1680万円)という賃金の要求に応えられるのはエヴァートンだけであると言われている。
アーセナルは移籍金として2000万ポンド(およそ30.6億円)を要求しており、エヴァートンはできるだけ早く交渉を終えたいと考えているようだ。
しかし、鍵となるのはアーセナルの方の動きであるという。
アレクシス・サンチェスを放出する可能性があるため前線が手薄になることが考えられており、補強が考えられている。
その候補と言われているのがボルシア・ドルトムントのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤング、ボルドーのブラジル人FWマウコンの2名。
これらの動きが完了する見込みになれば、ウォルコットの退団の可能性は高まってくるそうだ。
ワールドカップまであと半年。10代で本大会に招集されるというサプライズを起こしたウォルコットは、それから12年で再びサプライズを起こせるだろうか?