アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドの間で、アレクシス・サンチェスとヘンリフ・ムヒタリャンのトレードが完成しようとしている。
サッカー界ではこれまでも様々なトレードが行われ、その結果もさまざまである。
『FourFourTwo』は18日、「もっとも記憶に残るトレードTOP10」という記事を掲載した。
アンディ・コール&キース・ギレスピー+金銭
クラブ:マンチェスター・ユナイテッドとニューカッスル
勝者:マンチェスター・ユナイテッド
2連覇を果たしていたユナイテッドであるが、1994-95シーズンはブラックバーンに屈して2位に終わる。
夏にはマット・バズビー時代から多くのタイトルに貢献してくれた選手たちを放出することを決めた。
そして、その中でニューカッスルと関係がこじれていたアンディ・コールを獲得すると…後はご存じのとおりである。
ズラタン・イブラヒモヴィッチ&サミュエル・エトー+金銭
クラブ:バルセロナとインテル
勝者:インテル
ジョゼップ・グアルディオラ監督は現代でもっとも優秀な指揮官かもしれないが、この取引に関しては大失敗だった。
マンネリ防止か、2009年にあらゆるものを獲得したチームに変革をもたらそうとした。エトーを放出し、さらに大きなお金をプラス。イブラヒモヴィッチを手に入れた。
しかし、ジョゼ・モウリーニョのインテルがこの取引の勝者であった。CL準決勝でそのバルセロナを破り、優勝も果たした。
一方、バルセロナでイブラは活躍できず、関係もこじれてしまい…。
ファビアン・カリーニ&ファビオ・カンナヴァーロ
クラブ:インテルとユヴェントス
勝者:ユヴェントス
インテルは2004年にファビオ・カンナヴァーロを放出し、ウルグアイ人GKのファビアン・カリーニを手に入れた。
リリアン・テュラム、ジャンルカ・ザンブロッタ、ジャンルイージ・ブッフォンらとともに強力な守備ラインを形成し、カンナヴァーロはのちにイタリア代表をワールドカップ優勝にも導く。
一方、インテルでカリーニはほとんど起用されることがなく、3年間で4回しかプレーしていない。