鶴瓶師匠の教え…“自分の型”を持つ

――鶴でありながらサッカーを始めたきっかけは?

全国各地の皆さまが私を選んでいただいたことで、グルージャ盛岡の公式マスコットとして、この世に生を授かりました。きっかけ云々ではなく、生まれたときからサッカークラブのマスコットとしての使命を授かっています。

尊敬する鶴瓶師匠は、「どんな小さな世界でも、中心人物でないと注目はしてもらえない。そうなるためには、自分の世界を持ち、自分の型を持たないとダメ」と仰っていました。

わたしにとって、サッカーがすべてであり、この世界で自分の型をしっかり持って、使命を果たし続けたいと切に思っています。

――憧れの選手はいますか?

今は現役を引退されていますが、クラブのレジェンドで現在はグルージャで強化・プロモーション担当の「ミスターグルージャ」松田賢太さんは、憧れであり、おこがましくも、現在は最良のパートナーです。

わたしの心の声を聞いていただける唯一無二の親友で、仲良くさせていただいています(※このインタビューも松田強化・プロモーション担当の通訳によるもの)。

賢太さんはそこそこじゃないです。わたしにとって、サッカーの神様です。

――お気に入りのキヅールグッズ、そして次に出したいキヅールグッズは?

グッズはどれも素晴らしい出来栄えなので、すべてがお勧めです。

グッズ全般ですと、今シーズンのレプリカユニフォームはとてもかっこよく、コンセプトも秀逸です。

コンセプトは、地元出身の偉人、宮沢賢治さんの「雨ニモマケズ、風ニモマケズ」です。ホームでも、アウェイでも、選手の皆さん、サポーターの皆さんを一岩にする、素晴らしいユニフォームです。

今後出していただきたいグッズは、お気に入りの座布団、わたしの顔をモチーフにした帽子です。

夢は、その帽子をかぶったファン・サポーターの皆さまが、スタジアム中にあふれている光景を見ることです。ディズニーランドへ行った人たちが一目でわかるように、週末は街がキヅールで、もとい、グルージャで染まる日が来ることを楽しみにしています。