本日、日本代表と対戦するウクライナ代表の指揮官アンドリー・シェフチェンコ監督がかつて“世界最高のFW”として讃えられていたことをご存じだろうか。

今回は、現役時代に「ウクライナの矢」と呼ばれた41歳の若き指揮官、シェフチェンコ監督の“伝説”をご紹介しよう。

成績ハンパない伝説

シェフチェンコは、21世紀の幕開けを彩ったスーパースターの一人。

セリエAで2度の得点王に輝き、2004年にはバロンドールを受賞。ミランではルイ・コスタ、セードルフ、ピルロ、カカといったスター選手らと黄金期を築き上げ、322試合175ゴール、UEFAチャンピオンズリーグにおいては歴代8位タイの48得点を記録した。

ウクライナ代表での111試合48得点はヤルモレンコ(ドルトムント)の同33得点を大きく引き離し、現在も同国の歴代最多得点となっている。

セリエAにおいてこの30年で紛れもなく最高のFWの一人であり、ペレが選ぶ「偉大なサッカー選手100人」にも選出されている。