アンドレアス・ブレーメ(1990年)

チーム:西ドイツ代表
決勝のカード:西ドイツ代表 対 アルゼンチン代表(1-0)

西ドイツ対アルゼンチン。4年前の決勝と同じ顔合わせとなった一戦は、西ドイツが主力4人を出場停止で欠くアルゼンチンを圧倒した。

ディエゴ・マラドーナの“魔法”にかけるアルゼンチンの粘りによりスコアは終盤まで動かなかったが、迎えた85分、ロベルト・センシーニがルディ・フェラーをエリア内で倒してしまいPKに。

蹴るのはアンドレアス・ブレーメ。PKの名手として知られる彼は、この緊張する場面でも自らの仕事をきっちりと遂行し、西ドイツを4大会ぶり3度目の優勝へ導いた。

PKの1点のみで勝負が決したワールドカップ決勝は、この大会が今のところ最初で最後である。

選出者:編集部O