フィルミーノとサラーのポジションチェンジ
マンチェスター・シティに支配されたCL準々決勝。右SBトレント・アレクサンダー=アーノルドは、ダビド・シルバとルロイ・サネによって数的不利にさらされた。右WGのサラーがハーフラインに留まっていたからだ。
レアルはここを突こうとしてくるだろう。トニ・クロースがマルセロと組んでアーノルドをかわし、危険なクロスを入れようとすることによって。
対するリヴァプールが使える策略は、フィルミーノとサラーがポジションを入れ替える流動的なシステムを持つことだ。
これは攻守にわたってうまく機能しうる。
オフザボールでは、フィルミーノが攻め上がるマルセロを追走して牽制し続けることが可能。そして、攻撃面ではカウンターの際に、スピードに脆さも見せているセルヒオ・ラモスとの1vs1の機会をサラーが得ることだろう。