31日(木)、2018年ワールドカップに臨む23人の登録メンバーを発表した日本代表の西野朗監督。

今回はこの日の会見における全文を文字起こしする。かなりのボリュームになるため、いくつかの記事に分けてお伝えしよう。

※できる限り口語調のまま掲載

西野 朗(日本代表 監督)

「皆さん、こんにちは。

先月の12日にサムライブルーの監督に就任させていただきました。

1か月たらずのなかで、さらにこれから大きなステージに向かう。そういう短い間での…しかも今月21日からのキャンプ、10日たらずでの活動のなかで、今日ワールドカップの23名のリストをあげなければいけない。

非常に難しい、厳しい…ただ代表ならではのこの選考に関して、自分が携われることに関して本当に嬉しく思っていますし、自信を持って23名のリストをあげたいと思います。 

昨日はワールドカップに向けての最初の壮行試合、悪天候にかかわらずたくさんのサポーターに来ていただきました。選手たちも『絶対に勝ちたい』という気持ちを強く持って昨日は臨んでくれました。

新体制になって、また新しい戦い方、システムもトライさせました。そのなかで選手たちは短い中で、強いチャレンジ、トライをしてくれたと思っています。

結果、得点が生まれなかったということが一番悔しいです。そういうスタイルを求めて戦いましたので。

結果が出なかったということを悔しくは思っていますが、必ずワールドカップに繋がるゲームを選手たちはできたという感触を持って次のステップに進めて、事前のヨーロッパのキャンプで良い準備をしてくれると確信しています」