8日(日本時間9日未明)、スイス南部の都市ルガーノでスイス代表と日本代表の親善試合が行われた。

壮行試合となったガーナ戦で3バックを敷いた日本だが、この日は本田圭佑をトップ下に据えた4バックに。使い慣れたシステムだけに、FIFAランク6位スイスの早い攻撃に主導権を握られつつも、ゴール前へ迫る好機も作り出す。

しかし前半、競り合いで腰を強打しプレー続行不可能となった大迫勇也に代わって武藤嘉紀を投入した直後、先制ゴールを許す。

交代によってマークが曖昧になったところから酒井高徳がブリール・エンボロに簡単に突破され、カバーに入った吉田麻也が倒してPKに。これをリカルド・ロドリゲスに決められた。

後半は日本がボールを持つ時間帯が続き、乾貴士、酒井宏樹の投入によってやや優勢の展開に。ただここでもゴールは奪えず、終盤、セットプレーを防がれた直後にカウンターを受けると、最後はハリス・セフェロヴィッチに押し込まれ0-2となった。

試合はそのままスイスが勝利し、日本は西野朗監督が就任して2試合連続の無得点となった。

日本は12日にワールドカップ前最後の強化試合としてパラグアイ代表と対戦する。

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