3位:アルゼンチン (adidas アウェイ)

ホームモデルはセレステ・イ・ブランコ(水色/白)で有名だが、アウェイモデルも毎回スタイリッシュな仕上がりを見せるアルゼンチン代表。

ブラジル大会用アウェイモデルはネイビーをベースに、バイアスに入れたストライプの強弱でグラデーションを作ったブルーのパネルを配したデザイン。この大会以降急速に増えていく「遠目ではスッキリ、近くで見ると凝った仕様」となっている。また協会エンブレム、adidasパフォーマンスロゴ、胸ゼッケンをゴールドで統一し、高級感を持たせたている。

反対側の準決勝での「ミネイロンの悲劇」により大会全体のボルテージが一気に冷めていったなか、ホーム南米でありながら、決勝ではドイツに「挑む」形となったアルゼンチン代表。準決勝までの6試合をすべてホームモデルで通し接戦を勝ち抜いてきたが、この決勝で初めてアウェイモデルを投入。行き詰まる熱戦は延長でのゲッツェの一撃で決着し、準優勝に終わった。

この後アルゼンチンはコパ・アメリカ2015、コパ・アメリカ・センテナリオ2016でも準優勝に終わり、メッシは悲嘆に暮れるのである。