ロシア・ワールドカップも残すところ2試合。今夜はベルギーとイングランドによる3位決定戦が行われる。
ここでは『fourfourtwo』による「最もクレイジーだった3位決定戦、トップ5」を見てみよう。
2002年:韓国 2-3 トルコ
2002年の日韓大会で韓国が準決勝に進出した後、『Telegraph』紙のポール・ヘイワード記者は「警告:韓国を応援するな」と書いた。
アジアで初めて開催されたこのワールドカップで、韓国代表は幸運の女神に微笑まれたと言える。イタリア戦でもスペイン戦でも物議を醸す判定が有利に働いたが、セミファイナルでドイツに屈した。
3位決定戦の相手はトルコ。彼らも前評判は高くなかったという点では同じだったが、有利な判定の恩恵は全く受けずにここまできた。
この対戦カードはこの夏の最も驚くべきものだったはずだ。そして、この一戦で鋭さを見せたのはトルコだった。
ハカン・シュキュルがW杯史上最速となる開始10.8秒で先制ゴール。韓国は前半9分にイ・ウルヨンのフリーキックで同点に追い付く。
その後は韓国守備の乱れもあり、イルハン・マンスズが前半のうちに2点を追加。93分に決まったソン・ジョングクのゴールも慰めにしかならなかった。