デ・フラーフスハプで躍動

そんな中、フェイエノールトはマイケル・ヤンセン、ディエゴ・ビセスワールと共にヨルディ・バイスをデ・フラーフスハプへローン移籍に出す。レギュラーをつかんだバイスは、他2名がフェイエノールトへ帰る中で完全移籍となり2010-11シーズンまでプレーした。2部降格も経験したが、チームに残留し1シーズンでエールディビジへ戻ると、その後はNACブレダ、ヘーレンフェーン、ローダJCとオランダの中堅チームでプレーしている。

筆者が最初にバイスを見たのもデ・フラーフスハプの試合であった。当時のバイスはどちらかというとボランチの選手でサイドバックもできるというタイプでシーズンを重ねボランチだけでなくセンターバックでもプレーするようになっていた。

2009-10シーズンのデ・フラーフスハプではオランダ2部であるが9得点、2013-14シーズンのNACでは6得点と守備だけでなく攻撃力もあるボランチというのが最初に持った印象であった。

その後、ルーマニアを経てオーストラリアのシドニーFCでプレー。気が付けばすっかりセンターバックを主戦場にしていた。シドニーでは元清水のアレックス・ブロスケらとプレーした。印象的な活躍を見せ、この夏に長崎へやってきた。

長崎では早速観光地を巡り歩き滝の写真をSNSにあげるなどしているが、1試合目からシーズンオフの短さをものともせず大きな奮闘を見せた。