イヴァン・ラキティッチ(クロアチア代表MF/バルセロナ)

お次は、バルセロナのクレバーな将官であるラキティッチだ。

ロシアの地でルカ・モドリッチの相棒としての役目を果たした後、クロアチアの7番は現在世界最高のMFのひとりとしての地位を確立した。

彼は常に愛されるタレントだったが、常に相方たちの陰に隠れていた。それがW杯での英雄的な偉業によって影から引き出され、ふさわしい場所に置かれることに。

ファンたちはピッチ上で全力を尽くす選手を愛する。W杯準決勝で38度の高熱がありながらプレーしたラキティッチは驚くべき献身によって、世界中で熱狂的な支持を受けることになった。

その利他的な献身と国への奉仕、落ち着いた性格とライフスタイルによって、嫌うことができないという類稀なる選手のひとりに。