橋本拳人(FC東京)

怪我で試合から離れているため今回入れるか迷ったが、やはり今、ボランチということであれば橋本拳人は外せない。

1993年生まれの25歳。アカデミー時代からFC東京でプレーし、ロアッソ熊本への期限付き移籍から復帰した2015年以降、様々なポジションができるユーティリティ性の高さで歴代の監督に重宝されてきた。

そんな彼が今シーズン、引退した石川直宏の背番号18を受け継ぐと、長谷川健太監督のもと強靭なフィジカルを活かしたダイナミックなプレーで不動のボランチとして君臨。中盤が安定したことでチームは優勝争いに加わっている。

残念ながら現在は右足のハムストリングを痛め戦線離脱中。橋本を失ったチームが以降2勝2分3敗と低迷していることからも、存在の大きさが感じられる。

中盤で奪ったボールを展開し、強力なミドルシュートや前線への飛び出しでゴールも狙える橋本。彼が日本代表に初選出される日は遠くないはずだ。