中山雄太(柏レイソル)
現在アジア大会に出場しているU-21世代の中心的存在で、2020年の東京五輪で主将を務めることを期待されているのが中山雄太だ。
日本サッカー界のエリート街道を歩む彼は、2016年のU-19アジア選手権で冨安健洋とCBコンビを形成し、無失点での大会初制覇という偉業を達成。昨年のU-20ワールドカップでは2戦目から主将として16強入りに貢献した。
センターバック、左サイドバック、ボランチを高次元でこなすがゆえ、未だどこがベストポジションかはファンの間でも意見が分かれる。しかし彼の身長(181cm)や高い守備技術、左足でのビルドアップ能力を考えると、ボランチが最適かもしれない。
彼も現在は負傷で離脱しているが、一刻も早くA代表入りしなければならない逸材である。
森保一監督がまずは誰を招集するかが大きな注目を集める日本代表。この9月のキリンチャレンジカップでは、7日に札幌ドームでチリ代表と、11日にパナソニックスタジアム吹田でコスタリカと対戦する。