トーニ・クロース

クロースは2014年のワールドカップでドイツ代表の不可欠な存在となった。世界レベルのミッドフィルダーであることに全く疑いなどない。彼が加わったことで、レアル・マドリーは間違いなく良いクラブになった。

しかし今季のクロースは冴えない。あれほど美しかったパスは汚くなり、ポゼッションは雑になり、守備でも脆弱さを垣間見せ、時にはまるで傍観者のようになっている。

チームの成功を維持するためには中盤の繁栄は不可欠である。理想的なミッドフィールドを持っているチームはいい試合ができる。

レアル・マドリーはトーニ・クロースを持っていることでそのようなチームになってきたが、新しい監督のシステムに馴染めないクロースがその足かせになっている。