ギャレス・ベイル
ロナウドがいなくなったレアル・マドリー。一時はギャレス・ベイルがその穴を埋められると期待させるような状況もあったが、それは事実ではなかったのだ。
万全の状況であれば満足できるだけのゴールを奪える選手であることは間違いない。しかし、その負傷癖はあまりにも重い荷物である。
船頭多くして船山に登る。ロナウドとの「双頭」は不可能であり、ベイルはその影になっていた。ついに光が当たるときが来たが、長続きしないのがベイルだったというわけだ。
ベイルは主人公にはなれない。したがって、レアル・マドリーは今こそほかのスターを獲得しなければならないということを学んだのではないか。