イタリア・セリエAのユヴェントスは、「ジュゼッペ・マロッタ氏、そしてアルド・マッツィア氏が退任した」と公式発表した。
ジュゼッペ・マロッタ氏は1957年生まれの61歳。2010年にユヴェントスのジェネラルマネージャーに就任し、カルチョ・スキャンダルで混乱していたクラブを立て直した。
人事面で手腕を発揮し、多くの補強を成功させた一方、さらに次年度には経営最高責任者(CEO)にも就任し、クラブ全体をも掌握した。
そして、それと同時に最高財務責任者(CFO)として就任していたのがアルド・マッツィア氏。2006年からユヴェントスのフロントで働いてきた人物で、マロッタ氏の片腕を務めていた。
しかし今回ユヴェントスはこの両者との雇用契約を解消することとなった。
違約金としてマロッタ氏には36万1775ユーロ(およそ4620万円)、マッツィア氏には27万8000ユーロ(およそ3550万円)が支払われることとなる。
なお、マロッタ氏は現在インテルのスティーヴン・チャン会長と対話していると伝えられており、そちらに移る可能性が高いと言われている。