現在行われているインターナショナルマッチウィークで、多くの選手達がそれぞれの代表チームに合流し、国際舞台での戦いを経験している。

どこの国であれ、その代表チームに招集されるというのは名誉なことであり、選手としての目標の一つである。

しかしながら、クラブチームで結果を残しながらも巡り合わせが悪く、結局出場することなく終わってしまった名選手たちも多い。

『Sportskeeda』はそんな「代表チームに縁がなかった6名」を特集している。

カルロ・クディチーニ(イタリア)

全盛期にはプレミアリーグで最高のショットストッパーとして立場を確立したにもかかわらず、彼はイタリア代表でプレーした経験は一度もない。

2002年の親善試合で招集されたことはあるが、当時はジャンルイージ・ブッフォンとフランチェスコ・トルドが1番手、2番手で君臨していた。

クディチーニは2001-02シーズンにはチェルシーでチームのMVPに選ばれ、そのままアブラモヴィッチ体制になってもゴールマウスを守り続けた。

彼は時代の犠牲者だったといえよう。ブッフォンとトルドだけでなく、アンジェロ・ペルッツィもいたため、その壁があまりにも厚かったのだ。

奇しくも彼の父親である名GKファビオ・クディチーニもイタリア代表でのキャップは一つもない。ACミランやローマで活躍した選手であるにもかかわらずだ。