遠藤 航
ワールドカップの23人に選出されながら出番を得られなかった遠藤。しかし自己分析能力に優れる彼は、大会後にボランチで勝負することを明確にして渡欧してから吹っ切れたような感がある。
2つの枠しかない守備的MFのポジション争いで、ロシア大会で主力を務めながらスペインで出番を失っている柴崎岳、森保監督の教え子であるもののケガがちでやや安定感に乏しい青山敏弘を差し置いて、先頭に立っているといってもいい。
森保ジャパンは当初、長谷部の“後継者探し”が一つの課題であったはず。しかし彼の急成長によって既に誰もがそのことを忘れてしまっているほどだ。