トーマス・ミュラー

ミュラーは、ゴールを決めるために正しいタイミングと正しいポジションを見極められる選手だ。

『ラウムドイター』と呼ばれるポジション名を生み出したミュラーはとてもユニークな存在。

純粋なウイングとしてのスキルを持ってはいないし、恐ろしいストライカーとしての資質もないが、スペースをどう見つけるかという点で類まれな知能を持つ。自分のスペースだけではなく、味方のスペースをも。だから結果を残せてきた。

しかしながら、この1~2年のミュラーは間違いなく低下している。クラブでも代表でも真のトップレベルでプレーすることができていない。

もちろんこの30歳になるミュラーは、まだ多くのものを提供できる選手だ。ファンからも人気がある。しかし、彼に代わる選手が必要なタイミングはやってきているように見える。

【厳選Qoly】U-23日本代表、U23アジアカップに招集できなかった「海外日本人」の逸材たち12名

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら