ペーテル・グラーチ(RBライプツィヒ/ハンガリー代表)
2016年に起きたRBライプツィヒの歴史的ブンデス昇格に貢献した守護神。
彼はまだ10代だった2007年にリヴァプールに引き抜かれた選手だ。ただ、在籍6年間でトップチームでの出場はゼロ。ローン移籍を繰り返した後、2013年にフリーで退団することに…。
アンフィールドで第3GKに過ぎなかった男が、今やCLやELで守護神として活躍している。
それは、ポテンシャルを発揮できずに終わる多くの若手のひとりとして消えかかっていた選手としては、まさに夢のような出来事だ。
今季も堅守でリーグ最少失点(12試合で10失点)に貢献している。