まとめ
攻撃の形に関しては、今シーズンのうちはさほど手が加えられることは無いのかもしれない。中央でのオーバーロード(密集)によるボール回しとサイドバックのアイソレーション(孤立)は特にだ。
ボールを保持するタイプのチームにとってフリーマンを作ることは非常に重要であり、攻撃にバリエーションを加えることができる。
心配なのは、イニエスタやポドルスキら中心選手が負傷などにより離脱した時の戦い方だ。そういった時のシステムや人選をリージョ監督は果たしてどうやりくりするのかに注目が集まる。
また、今シーズンは優勝争いに絡めなかったものの、来季はさらに戦術が深く落とし込まれているはずなのでもっと上の順位も期待できる。果たして”バルサ化”は上手く行くのか。今後もヴィッセル神戸は要チェックだ。